10日に放送されたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第61回の平均視聴率が、同ドラマでは過去最高となる22.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したことが分かった。第61回までの平均視聴率は19.5%となり、好調をキープしている。
「あまちゃん」は岩手・北三陸の架空の田舎町を舞台に、東京で生まれ育ち、内気で引きこもりがちだった高校2年生のアキ(能年玲奈さん)が海女を目指すことになり、やがて「地元アイドル」として注目され、町おこしのシンボルとして駆り出されるようになる姿を描いている。
朝ドラの王道を貫きながら細かいギャグをちりばめた宮藤官九郎さんの脚本が人気で、メディア文化論が専門の稲増龍夫・法政大学社会学部教授は「能年さんは平凡すぎるかと思ったら、いい味を出している。宮藤さんらしさが出た脚本が秀逸。本人がそう言ったというが、本当に“朝ドラっぽい”」と分析する。「あまちゃん」の好調の理由に迫った。
4月1日放送の初回が20.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と朝ドラで7年ぶりに20%超えの好スタートを切り、その後も視聴率20%超えが続くなど人気を集めている。「あまちゃん」はNHK総合で毎週月~土曜午前8時に放送。東京編は24日にスタート。
(毎日新聞デジタル)より引用しました。
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