意味不明なネット用語が多すぎ!けど、そんなに嫌じゃない
総務省の調査によると、平成20年末の日本のインターネット普及率は、個人全体で75.3%、20代に限定すると95.5%にもなるそうです。人気サイトも続々と誕生していますが、閲覧しているとそれぞれのサイトで独特の略語やスラングを見かけることもありますね。なかには、意味の分からない用語もあるのでは? そんなネット用語に対して、20代女性はどんなことを感じているのか、それぞれの意見を尋ねてみました。
Q.意味がまったく分からない最近のネット用語はどれですか? (複数回答)
1位 『IYH(イヤッッホォォォオオォオウ!)』→衝動買い 77.8%
2位 『ドザー』→Windowsユーザー、DOSユーザー 76.0%
3位 『ヌール』→メール 71.9%
4位 『ksk』→加速、過疎区 71.0%
5位 『逸般人』→オタク 70.8%
■ネット用語肯定派……
・「新しい言葉が生み出されるのは自然だと思う」(22歳/官公庁/その他)
・「言葉の短縮や隠語的な要素を加えるためにさまざまな工夫がされていて、面白いなぁと思う」(22歳/レジャー/制作)
・「良いと思う。知らない人に対して優越感を感じることもある」(22歳/土木/技術職)
・「楽しい! もっとネット用語がはやってほしい」(29歳/広告/クリエイティブ)
・「時代の流れだと感じる。ネット用語も一つの文化」(28歳/団体/企画開発)
・「言葉遊びが面白くていい。気分を的確に言い表せたりするので便利」(28歳/旅行/秘書・アシスタント)
■ネット用語否定派……
・「知らない言葉が多すぎて、そのうち話が通じなくなりそう」(20歳/ソフトウェア/SE)
・「自分が掲示板などを読むときに困る。意味が分からないから」(22歳/アパレル/販売)
・「ネット用語を日常的に使用する人が苦手」(22歳/小売/販売)
・「内輪だけの盛り上がりという感じがする」(28歳/金融/秘書・アシスタント)
■何とも言えない派……
・「新しい言葉ができるのは時代の流れだと思うが、きれいな日本語も残して置きたい」(29歳/不動産/総務)
・「調べないと流れがつかめないので不便だが、分かると楽しい」(21歳/精密機器/事務)
・「増えるのは良いと思う。ただ、メールなどには入れないでほしい」(22歳/福祉/専門職)
・「自分には関係ないのでどうでもいい」(22歳/金融/秘書・アシスタント)
・「言葉自体は面白いと思うが、通じない人のことも考えながら使うべき」(22歳/印刷/エンジニア)
総評
今回の調査では、分からないネット用語の上位はすべて7割以上の人が選んでいるという結果となりました。ネット用語がいかに通じにくいものなのかが、よく分かる結果と言えそうですね。これらの用語は、日々さまざまなコミュニティーで生まれては消えていくもの。20代女性にとっても、ついていくことが難しいものとなっているようです。ちなみに、ネット用語肯定派は、男性よりも女性の方が多いようでした。女性は新しいもの好きだとよく聞きますが、これもその一つなのでしょうか?(文・高木亮介)
調査時期:2010年4月28日~5月11日
調査対象:COBS ONLINE会員
調査数:女性686名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
マイナビニュース より引用しました。
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