2013年7月28日日曜日

ウィキペディアで最も激論されている話題トップ10

「ウィキペディア」(Wikipedia) は誰でも内容を編集することができるネットの百科事典だ。当然のように、事柄によっては人の書いた説明や内容に納得がいかず論争が勃発する。そこで、イギリスの研究者がウィキペディア上で論争されている話題ベスト10を調査した。
  
・調査対象は10の言語で繰り広げられている論争
 世界中で使われているウィキペディアは285の言語に対応している。調査を行ったイギリス・オックスフォード大学のタハ・ヤッセリー氏は、英語やフランス語を含む10の言語だけを選択し、その中で最も激しく論争されている事柄を集計したのだ。
  
・論争の激しさ=書き換え行為の回数
ヤッセリー氏はウィキペディア上で「激論が交わされている」と判断するのに「相互リバーツの回数」を参考にした。リバーツとは、誰かが書いた内容を自分の内容に完全に書き換えるという行為である。このリバーツが相互に行われている場合、つまり書き換え合戦が行われている場合は、激論が交わされていると判断したところ、以下のような結果になったという。
  
・ウィキペディアで最も激しく議論されているトップ10
1位:ジョージ W. ブッシュ
2位:アナキズム(無政府主義)
3位:ムハンマド
4位:プロレス団体「WWE」の参加者リスト
5位:地球温暖化
6位:割礼
7位:アメリカ合衆国
8位:イエス・キリスト
9位:人種と知性
10位:キリスト教
やはり宗教や政治関係は言語関係なくヒートアップするようだ。
  
4位の「プロレス団体の参加者リスト」で激論されていたというのは驚きだが、その筋のマニア達にとっては白黒ハッキリつけたいものなのだろう。このリストには選手だけでなく、なんとアナウンサーやレフリー、運営スタッフの名前まで挙げられている。
また、日本ではあまり聞く事がない6位の割礼だが、海外では頻繁に議論されている内容だ。ちなみに割礼とは、男性器の包皮の一部を切除する風習のことをいう。さらに詳しいことはウィキペディアで調べてみるとよいだろう。
参照元:Mashable(英語)
 執筆:いむあ
photo:RocketNews24
RocketNews24より引用しました。

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