2013年12月19日木曜日

「餃子の王将」社長銃撃 車降り、突然の凶弾…犯人に待ち伏せされたか

国内一円に店舗網を持つ庶民派の中華料理店「餃子の王将」のトップが、突然の凶弾に倒れた。京都市山科区の王将フードサービス本社前で19日朝、大東隆行社長(72)が何者かに銃撃され、死亡した事件。大東社長はいつも自家用車で出勤しており、行動パターンを知る犯人に待ち伏せされた可能性が高い。経営上のトラブルか、個人的な恨みなのか。社内外に衝撃が広がった。 

 ■「出歩くな」住民ら騒然

 「ドン、ドン」

 午前7時前後、同社付近のコンビニの従業員は、鈍い音を数回耳にした。本社駐車場でうつぶせに倒れていたのが大東社長だった。この時間帯に自家用車のベンツで出勤するのが毎朝の行動パターン。車を降りた瞬間に襲われたのか、周囲には数個の薬莢(やっきょう)が散乱していたという。

 近隣住民によると、救急車が現場に着いたのは7時すぎ。社員の声なのか「早く、早く!」という叫び声が響き、警察官が「出歩かないで」と大声で呼びかけていた。

 ほうきとちりとりを手に本社前を清掃するのが大東社長の毎朝の日課だった。近所の無職女性(76)は「会社の周りによく水をまいていた」と振り返り、声を震わせた。

 社長の自宅近くに住む主婦(66)も「親しくしてもらっていたのに」と絶句。「ぜいたくな様子はなく、社長という偉そうなイメージの人でもなかった」と気さくな人柄を振り返った。大東社長は趣味で伝書バトを飼っており、自宅の屋上でハトにエサを与える姿をよく見かけたという。

 一方、大東社長と親しい関係者によると、数週間前に会ったときも、脅迫を受けたり、悩んでいたりする様子はなかったという。関係者は「誰かから恨まれるような人ではない。本当に驚いている」と話した。

 同社によると、全国の王将はこの日も通常通り営業。王将第1号店として昭和42年に開店した四条大宮店(京都市中京区)も午前11時に店を開けた。男性店長は「いつも通りとの指示を受けた。それ以外は何も話せない」とこわばった表情で話した。

yahooニュースより引用しました。

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