とある超一流教育出版社さんが、教科書で長野県旧中里村の「雪国はつらつ条例」を「雪国はつらいよ条例」とミスタイプ。しかも村を「町」とも誤植していたことから村はぷんぷん丸になってしまい、やらかした会社ではその年のボーナスがなくなってしまった、という話があります。
それほどに本の誤植は恐ろしいもの……なので、誤植は各社とも校正者を立ててしっかりチェックするのですが、ミスじゃないけど取り合わせが悪いね! というものは気付きづらいもの。
本日はWebサイト「ThePoke」から、隣同士の記事や写真、あるいは左右ページなど、取り合わせが悪すぎて起こった「大失敗レイアウト」をご紹介したいと思います。
・たぶんこの子たちじゃない
“
くまのプーさんともう1体のぬいぐるみの写真
&見出し「凶暴な犯罪者二人組、防犯カメラにとらえられる」
まあ、彼らも一皮むけば野生動物ですから、とくにクマはこわいですね! ……大きな見出しと大きな写真が並んでると、まとめて見ちゃいますよね。カナダの無料新聞から。
・雑誌名のうえにいろいろ置いた→とんでもない感じに
アメリカのたまごクラブたる「Parents」誌なのですが……。「ar」をママの頭が、tの上下を赤ちゃんの写真などが隠した結果、ペ……あううん、とっても気まずい雑誌名みたいになってしまいまして。いや、編集長&編集者さん、気づこうよこれは……。
・海面の反射を表現した→へんな文字になった
水着姿の美女、そのとなりにはSUIT YOURSELF(好きにしちゃおうよ)の文字。海面に映った文字を表現したら、SHIT YOURSELF(う*ちは自分でしろ)になっちゃいました! いや、海の中だからって絶対だめだよ!
・略語がふさわしいかどうかは慎重に
“
女学校にはまだ「何か特別なもの」を提供する力があります――head
たぶんここのheadは校長先生のことなんですが、いや、単語「head」にはとっても別なウラの意味があってですね。女子高だからできる「特別な何か」ってやつがそれだと非常に困る感じでですね。ご丁寧に校長の写真もそのポーズに見えてしまうし。いろいろダメだこりゃ。
・モデルの女子がなぜか馬鹿にされてる
Whereという雑誌なんですが……モデルの女の子の頭がeを少し隠した結果。Whore(ヤ**ん女)みたいになっちゃってるよ! Parents同様、がんばれ編集長!
・こいつは絶対見間違う
“
ピエロの鼻をつけておどける男性
&見出し「男性、児童ポルノ所持で90日の禁固刑」
子供が喜びそうな格好してる男性の顔写真の横に、よりによってそんな見出しが! んあー怖い! コメディーフェスティバルの写真なのに……。
・おそロシア! フリーペーパーバージョン
ロシアのフリーペーパー。全部の写真が貼り忘れ(リンク切れ)のまま印刷されてる! あほか!! ……ってこれ、当局の検閲だったらどうしよう! いらん心配しちゃいますよ!!
・句読点は正確にね!
“
レイチェル・レイがインスピレーションを感じるもの
――それは家族と飼い犬をクッキング。
いやいや! 家族とわんこは料理しちゃだめだめだめ! クッキングのあとにコンマを打ってないから変なふうに読めちゃうんだ。家族と飼い犬とクッキング、だよね。
・おそろしい記事に巻き込まれたロックバンド!
“
大見出し「クラブでの殺人に実刑判決」
&下の見出し「スクープ! 殺人犯たちがエコーアリーナでライブ!」
うええええなんだそれ怖すぎる! って、「THE KILLERS」、キラーズね! バンドだよね! 殺人関連記事のとなりに置いちゃだめだよ!
・ネット時代の悲劇
“
「ここをクリックして比べてください」
ああ……やっちゃうよね。もともとはネットメディアにむけて書いたものなのね。記者にはその気持ち、よくわかります。
・ロイヤルカップルにまさかの過去が!?
“
イギリス王室、ウィリアム王子とキャサリン妃の写真
&上の見出し「暴行罪で訴えていた男と結婚した女性」
まさかのロイヤルDV! にっこり笑顔のウィリアム王子が余計に怖いよ! と思いきや、別の記事。そりゃそうなんだけど……これは一瞬びっくりしちゃうよ!
・最低な場所にはさまれたダイエット広告
“
両親、7歳の娘を餓死させる
&となりに「私が痩せさせてみせましょう」というダイエット広告
不謹慎な……。これはあんまり笑えない。ひどいなあ。
・ああ、神よ。
“
聖職者、未成年者との性交渉を認める
&となりの広告「ボーイ、熱いぜッ!」
添えられた写真がどっちも笑顔だよ! 一瞬さわやかに見えるけど地獄のとりあわせだわよ! ただ、聖職者による性暴力がたびたびニュースになるから、冗談と笑ってばかりいられないわけで……。
・二つ折りの悲劇
はげ頭と、折り目がかさなりあって……あらやだちょっとヒワイな姿に! こりゃ予測できないね……。
・パパー、またねー!
“
海に向かって手を振る子供の写真
&右の見出し「男性がフェリーから海面に飛び降り」
またねーじゃないよ! 多分もう二度と帰ってこないよ!
・そんなふうに作られていたとは!
“
左ページにチョコレートドリンクの写真
&右ページのちょうどいい位置に女性のおしり
不幸としか言いようがない取り合わせ! ちょっとでもズレてれば何も問題ないのに!
・夢の休日が文字通り暗転
“
「夢のホリデーが当たるよ!」という広告
&豪華客船が転覆している写真
残念すぎるよそのホリデー! ちなみに写真は2012年に起きたイタリアの豪華客船「コスタ・コンコルディア号」転覆事故のもの。
・考えたほうがいい
“
見出し「私は『NO(やめて)!』と叫んだけど、あいつは襲ってきた」
&広告が矢印をひっぱって「ぼくらはYESです!」
タイミングが悪いったらない!
・極悪な感じがするよ
“
群衆に囲まれてトロフィーを掲げる男性の写真
&見出し「性犯罪者、ウエストポートから出発」
そんなに意気揚々と出発しないでちょうだい!
・未来が、なんですと!?
THE FUTURE IS BORN!(未来が誕生!)という見出しのうち、BORNの一部が隠れて「ポルノ」に見える……未来はポル、いやいやまずいよね! なんてこと言うのか!
・いろいろ感慨深いファイナル編集後記
休刊号の編集後記。いろいろあってこれが最後になっちゃったけど、今まで応援してくれてありがとう! ……って、頭文字が「C・U・N・T(ク・ソ・野・郎)」になってるよ! なんちゅうデッカい最後っ屁!
・そういう使い方じゃないと思う
“
見出し「夫を亡くした女性、亡き夫の凍結精子の自由な使用権を認められる」
&ハデにばらまく女性の写真
いやいや、なんというか! そういう使い方のために裁判したんじゃないと思う!
・狙ってる
“
「コンドームを積んだトラック横転、中身が散乱」
コン、、、中身、、、、!!! ちょっとノーコメントかな!
どれもこれも、間違いじゃないのにひどいことになってるものばかり。印刷物は大変だなあ……Webメディアは、となりの記事のことを考えなくてもいいから楽です。とはいえ気を抜いていると写真を取り違えたり誤字脱字の嵐になったりするので、「大爆笑! 失敗ばかりのWebニュース」とかいう記事にされないように気をつける次第であります。
本日はWebサイト「ThePoke」から、隣同士の記事や写真、あるいは左右ページなど、取り合わせが悪すぎて起こった「大失敗レイアウト」をご紹介したいと思います。
・たぶんこの子たちじゃない
“
くまのプーさんともう1体のぬいぐるみの写真
&見出し「凶暴な犯罪者二人組、防犯カメラにとらえられる」
まあ、彼らも一皮むけば野生動物ですから、とくにクマはこわいですね! ……大きな見出しと大きな写真が並んでると、まとめて見ちゃいますよね。カナダの無料新聞から。
・雑誌名のうえにいろいろ置いた→とんでもない感じに
アメリカのたまごクラブたる「Parents」誌なのですが……。「ar」をママの頭が、tの上下を赤ちゃんの写真などが隠した結果、ペ……あううん、とっても気まずい雑誌名みたいになってしまいまして。いや、編集長&編集者さん、気づこうよこれは……。
・海面の反射を表現した→へんな文字になった
水着姿の美女、そのとなりにはSUIT YOURSELF(好きにしちゃおうよ)の文字。海面に映った文字を表現したら、SHIT YOURSELF(う*ちは自分でしろ)になっちゃいました! いや、海の中だからって絶対だめだよ!
・略語がふさわしいかどうかは慎重に
“
女学校にはまだ「何か特別なもの」を提供する力があります――head
たぶんここのheadは校長先生のことなんですが、いや、単語「head」にはとっても別なウラの意味があってですね。女子高だからできる「特別な何か」ってやつがそれだと非常に困る感じでですね。ご丁寧に校長の写真もそのポーズに見えてしまうし。いろいろダメだこりゃ。
・モデルの女子がなぜか馬鹿にされてる
Whereという雑誌なんですが……モデルの女の子の頭がeを少し隠した結果。Whore(ヤ**ん女)みたいになっちゃってるよ! Parents同様、がんばれ編集長!
・こいつは絶対見間違う
“
ピエロの鼻をつけておどける男性
&見出し「男性、児童ポルノ所持で90日の禁固刑」
子供が喜びそうな格好してる男性の顔写真の横に、よりによってそんな見出しが! んあー怖い! コメディーフェスティバルの写真なのに……。
・おそロシア! フリーペーパーバージョン
ロシアのフリーペーパー。全部の写真が貼り忘れ(リンク切れ)のまま印刷されてる! あほか!! ……ってこれ、当局の検閲だったらどうしよう! いらん心配しちゃいますよ!!
・句読点は正確にね!
“
レイチェル・レイがインスピレーションを感じるもの
――それは家族と飼い犬をクッキング。
いやいや! 家族とわんこは料理しちゃだめだめだめ! クッキングのあとにコンマを打ってないから変なふうに読めちゃうんだ。家族と飼い犬とクッキング、だよね。
・おそろしい記事に巻き込まれたロックバンド!
“
大見出し「クラブでの殺人に実刑判決」
&下の見出し「スクープ! 殺人犯たちがエコーアリーナでライブ!」
うええええなんだそれ怖すぎる! って、「THE KILLERS」、キラーズね! バンドだよね! 殺人関連記事のとなりに置いちゃだめだよ!
・ネット時代の悲劇
“
「ここをクリックして比べてください」
ああ……やっちゃうよね。もともとはネットメディアにむけて書いたものなのね。記者にはその気持ち、よくわかります。
・ロイヤルカップルにまさかの過去が!?
“
イギリス王室、ウィリアム王子とキャサリン妃の写真
&上の見出し「暴行罪で訴えていた男と結婚した女性」
まさかのロイヤルDV! にっこり笑顔のウィリアム王子が余計に怖いよ! と思いきや、別の記事。そりゃそうなんだけど……これは一瞬びっくりしちゃうよ!
・最低な場所にはさまれたダイエット広告
“
両親、7歳の娘を餓死させる
&となりに「私が痩せさせてみせましょう」というダイエット広告
不謹慎な……。これはあんまり笑えない。ひどいなあ。
・ああ、神よ。
“
聖職者、未成年者との性交渉を認める
&となりの広告「ボーイ、熱いぜッ!」
添えられた写真がどっちも笑顔だよ! 一瞬さわやかに見えるけど地獄のとりあわせだわよ! ただ、聖職者による性暴力がたびたびニュースになるから、冗談と笑ってばかりいられないわけで……。
・二つ折りの悲劇
はげ頭と、折り目がかさなりあって……あらやだちょっとヒワイな姿に! こりゃ予測できないね……。
・パパー、またねー!
“
海に向かって手を振る子供の写真
&右の見出し「男性がフェリーから海面に飛び降り」
またねーじゃないよ! 多分もう二度と帰ってこないよ!
・そんなふうに作られていたとは!
“
左ページにチョコレートドリンクの写真
&右ページのちょうどいい位置に女性のおしり
不幸としか言いようがない取り合わせ! ちょっとでもズレてれば何も問題ないのに!
・夢の休日が文字通り暗転
“
「夢のホリデーが当たるよ!」という広告
&豪華客船が転覆している写真
残念すぎるよそのホリデー! ちなみに写真は2012年に起きたイタリアの豪華客船「コスタ・コンコルディア号」転覆事故のもの。
・考えたほうがいい
“
見出し「私は『NO(やめて)!』と叫んだけど、あいつは襲ってきた」
&広告が矢印をひっぱって「ぼくらはYESです!」
タイミングが悪いったらない!
・極悪な感じがするよ
“
群衆に囲まれてトロフィーを掲げる男性の写真
&見出し「性犯罪者、ウエストポートから出発」
そんなに意気揚々と出発しないでちょうだい!
・未来が、なんですと!?
THE FUTURE IS BORN!(未来が誕生!)という見出しのうち、BORNの一部が隠れて「ポルノ」に見える……未来はポル、いやいやまずいよね! なんてこと言うのか!
・いろいろ感慨深いファイナル編集後記
休刊号の編集後記。いろいろあってこれが最後になっちゃったけど、今まで応援してくれてありがとう! ……って、頭文字が「C・U・N・T(ク・ソ・野・郎)」になってるよ! なんちゅうデッカい最後っ屁!
・そういう使い方じゃないと思う
“
見出し「夫を亡くした女性、亡き夫の凍結精子の自由な使用権を認められる」
&ハデにばらまく女性の写真
いやいや、なんというか! そういう使い方のために裁判したんじゃないと思う!
・狙ってる
“
「コンドームを積んだトラック横転、中身が散乱」
コン、、、中身、、、、!!! ちょっとノーコメントかな!
どれもこれも、間違いじゃないのにひどいことになってるものばかり。印刷物は大変だなあ……Webメディアは、となりの記事のことを考えなくてもいいから楽です。とはいえ気を抜いていると写真を取り違えたり誤字脱字の嵐になったりするので、「大爆笑! 失敗ばかりのWebニュース」とかいう記事にされないように気をつける次第であります。
ネタりかより引用しました。
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