食文化は、世界各国でそれぞれ違います。そのため、日本ではOKだけどアメリカではNGなもの、結構ありますよね。
テレビ番組などで、自分の好きな食べ物がアメリカでは「そんなの食べるの!?」と驚かれていると知って、ショックを受けたことがある女性は多いはず!
それでは、日本でよく「子どもに食べさせちゃいけない」と言われているものは、アメリカでどのように思われているのでしょうか?
ロサンゼルス在住の筆者が、生魚・生卵・ハチミツ・牛乳・ナッツ類についてのアメリカの意見を調べてみました。以下から、それぞれご紹介していきたいと思います!
■1:生魚
まず、日本で最もポピュラーな和食のひとつ、刺身や寿司はどのように思われているのでしょうか?
アメリカでは、「生魚には細菌の感染や寄生虫の問題もあるので、2歳以降になるまでは生魚を食べさせない方がいい」と言われています。
また、食中毒の恐れもあるのでなるべく小さな子どもに生魚を食べさせるときは、火を通す必要があります。生で食べさせるときも、鮮度がいいものを少量与えて、様子を見るのが基本です。
アメリカのママ会で寿司の話になったとき、8歳の子がいるあるママはまだ色々心配して「子どもには生魚を食べさせたくない」と言っていました。他の4歳のママ達も同様に、「恐い」などの意見が多かったです。
日本でももちろん、小さい子どもに生のものは避けるママが多いと思います。人それぞれ意見が違うので断定はできませんが、日本よりアメリカのママ達の方が刺身や寿司などの生魚に抵抗があるように感じられました。
ちなみにアメリカの寿司屋さんでは、小さな子どもには鰻やカリフォリニアロールの生魚が含まれていないものだけを食べさせている親をよく見かけます。
■2:生卵
次は、卵について。日本では、半熟卵は1歳半頃から、生卵は2歳以降だったら食べさせてもいいとの意見が多いですよね。
しかしアメリカでは、「生卵だけは絶対に小さな子どもには食べさせてはいけない」と言われています。
大人でもアメリカ人は生卵を食べることに抵抗を感じていて、そもそも食べる習慣がありません。こちらも生魚と同様に、食中毒を恐れているからです。
ただし、火を通した卵なら、1歳以降はOK。1歳未満はアレルギー予防のため、食べさせない方がいいと言われています。
■3:ハチミツ
ハチミツに関しては、日本とアメリカで考え方の違いが少ないようです。アメリカでも、1歳未満はNGとなっています。
娘の5ヶ月検診に行ったとき、ちょうど離乳食を始めてもいい頃だったので「ハチミツを1歳になるまでは与えてはいけない」と言われました。
大人だったら腸内環境が整っているので、ボツリヌス菌という菌がハチミツの中に入っていても問題はありません。
けれども、1歳未満の子どもはまだ腸内環境が整っていないので、菌を増殖してしまう可能性があるのです。ハチミツは栄養があって甘くておいしいですが、気を付けましょう!
■4:牛乳
牛乳も同じでした。アメリカでも1歳未満はNGとなっています。赤ちゃんには母乳を飲ませるので、何となく赤ちゃんに飲ませても平気なイメージがあると思います。
しかし、アレルギーのことや消化機能のことも考慮すると、1歳を過ぎてから与えた方が安全ですね。
■5:ナッツ類
ナッツ類については、日本では3歳未満はNGですよね。
アメリカでは食べ物を少し噛み砕けるようになる2歳くらいまで与えない方がいいと言われています。飲みこんで喉に引っかかる可能性もありますし、アレルギー予防のためにも避けた方が無難です。
他にも、なかなか噛み砕けないお餅や団子は、まだ歯がきちんと生えそろっていない赤ちゃんには不向きと言えますね。
いかがでしたか?
多少の違いはありましたが、子どもに食べさせちゃいけないものに関しては意外と、”アメリカと日本で全く違う”というほどではありませんでしたね。
まだまだ小さな子どもの内臓は、大人に比べると未熟です。大人には簡単に消化できる物でも、消化できずにトラブルになることも……。親として、食べ物の知識はしっかり持っておきたいですね。
【参考】
※ Can I Give My Baby Sushi? - Can I Give My Baby…?
※ 「これって食べさせてもいいの?」 - 小金井市ホームページ
※ Can I Feed My Baby Honey? - KidsHealth
※ Are there foods that should be delayed when introducing solids to your baby? - Wholesome baby food.com
※ ナッツ類は3歳まで与えないで!特にピーナッツは要注意!! - 消費者庁
それでは、日本でよく「子どもに食べさせちゃいけない」と言われているものは、アメリカでどのように思われているのでしょうか?
ロサンゼルス在住の筆者が、生魚・生卵・ハチミツ・牛乳・ナッツ類についてのアメリカの意見を調べてみました。以下から、それぞれご紹介していきたいと思います!
■1:生魚
まず、日本で最もポピュラーな和食のひとつ、刺身や寿司はどのように思われているのでしょうか?
アメリカでは、「生魚には細菌の感染や寄生虫の問題もあるので、2歳以降になるまでは生魚を食べさせない方がいい」と言われています。
また、食中毒の恐れもあるのでなるべく小さな子どもに生魚を食べさせるときは、火を通す必要があります。生で食べさせるときも、鮮度がいいものを少量与えて、様子を見るのが基本です。
アメリカのママ会で寿司の話になったとき、8歳の子がいるあるママはまだ色々心配して「子どもには生魚を食べさせたくない」と言っていました。他の4歳のママ達も同様に、「恐い」などの意見が多かったです。
日本でももちろん、小さい子どもに生のものは避けるママが多いと思います。人それぞれ意見が違うので断定はできませんが、日本よりアメリカのママ達の方が刺身や寿司などの生魚に抵抗があるように感じられました。
ちなみにアメリカの寿司屋さんでは、小さな子どもには鰻やカリフォリニアロールの生魚が含まれていないものだけを食べさせている親をよく見かけます。
■2:生卵
次は、卵について。日本では、半熟卵は1歳半頃から、生卵は2歳以降だったら食べさせてもいいとの意見が多いですよね。
しかしアメリカでは、「生卵だけは絶対に小さな子どもには食べさせてはいけない」と言われています。
大人でもアメリカ人は生卵を食べることに抵抗を感じていて、そもそも食べる習慣がありません。こちらも生魚と同様に、食中毒を恐れているからです。
ただし、火を通した卵なら、1歳以降はOK。1歳未満はアレルギー予防のため、食べさせない方がいいと言われています。
■3:ハチミツ
ハチミツに関しては、日本とアメリカで考え方の違いが少ないようです。アメリカでも、1歳未満はNGとなっています。
娘の5ヶ月検診に行ったとき、ちょうど離乳食を始めてもいい頃だったので「ハチミツを1歳になるまでは与えてはいけない」と言われました。
大人だったら腸内環境が整っているので、ボツリヌス菌という菌がハチミツの中に入っていても問題はありません。
けれども、1歳未満の子どもはまだ腸内環境が整っていないので、菌を増殖してしまう可能性があるのです。ハチミツは栄養があって甘くておいしいですが、気を付けましょう!
■4:牛乳
牛乳も同じでした。アメリカでも1歳未満はNGとなっています。赤ちゃんには母乳を飲ませるので、何となく赤ちゃんに飲ませても平気なイメージがあると思います。
しかし、アレルギーのことや消化機能のことも考慮すると、1歳を過ぎてから与えた方が安全ですね。
■5:ナッツ類
ナッツ類については、日本では3歳未満はNGですよね。
アメリカでは食べ物を少し噛み砕けるようになる2歳くらいまで与えない方がいいと言われています。飲みこんで喉に引っかかる可能性もありますし、アレルギー予防のためにも避けた方が無難です。
他にも、なかなか噛み砕けないお餅や団子は、まだ歯がきちんと生えそろっていない赤ちゃんには不向きと言えますね。
いかがでしたか?
多少の違いはありましたが、子どもに食べさせちゃいけないものに関しては意外と、”アメリカと日本で全く違う”というほどではありませんでしたね。
まだまだ小さな子どもの内臓は、大人に比べると未熟です。大人には簡単に消化できる物でも、消化できずにトラブルになることも……。親として、食べ物の知識はしっかり持っておきたいですね。
【参考】
※ Can I Give My Baby Sushi? - Can I Give My Baby…?
※ 「これって食べさせてもいいの?」 - 小金井市ホームページ
※ Can I Feed My Baby Honey? - KidsHealth
※ Are there foods that should be delayed when introducing solids to your baby? - Wholesome baby food.com
※ ナッツ類は3歳まで与えないで!特にピーナッツは要注意!! - 消費者庁
ねとらぼより引用しました。
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