2014年2月17日月曜日

五輪フィギュア:リード組 姉弟の絆 4年間で強く

ソチ五輪第10日の16日、フィギュアスケートのアイスダンスはショートダンス(SD)があり、キャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)は、バンクーバー五輪に続くフリー進出を狙ったが、24組中20組が通過するSDで惜しくも21位。フットワークのずれが散見され、キャシーは「ちょっとミスをしたけれど、演技自体はよかった」と振り返った。
 2人は米ミシガン州出身。米国人の父と日本人の母との間に生まれた姉と弟だ。2001年にアイスダンスへ転向。二重国籍の選手はいずれの国の選手としても出場できるため、選手層が薄い日本の方が有利と考えて06年に日本を選んだ。現在は国籍法の規定により、2人とも日本国籍を選択している。
 11年秋の練習中、クリスが他の選手と衝突し、右足の小指を骨折した。右膝の古傷も再発し、その後は精彩を欠く試合が続いたが、昨年9月の五輪最終予選で自ら出場枠を獲得した。キャシーは「2人の関係は4年前より密になった」と言う。「次は力強い演技がしたい。日本人は強い」とクリス。3月の世界選手権での浮上を誓った。
【芳賀竜也】
毎日新聞より引用しました。

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