年100万円までの株式などへの投資にかかる税金が免除される少額投資非課税制度(NISA)が始まって1カ月以上が経過した。株式市場への個人投資家の資金流入を促し、一定の株価下支え効果もあるとみられている。
大手証券各社は2月13日を「NISAの日」として、PRイベントなどを開催。野村証券が都内で開いたイベントに参加した都内の主婦(55)は「非課税だと聞いて、ぜひ口座をつくってみたいと思った」と話した。
NISA開始により、1月の個人の株式売買は過去最高となる1兆4270億円の買越額を記録。大手証券のNISA口座を通じた売買代金のうち、6~7割程度は株の売買代金にあてられ、投資信託を上回っている。非課税となる配当が高い銘柄が人気だ。
ただ、開設したNISA口座で実際に投資している投資家の比率は、大手で1割程度にとどまる。また、軟調な株価が続けば、NISAで投資を始めた初心者の投資意欲を減退させる可能性がある。税務上の手続きが必要な口座開設には、申し込みから2カ月程度かかる場合も出ており、制度定着には懸念材料も多い。
msn産経ニュースより引用しました。
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