寝起きや食後、仕事中などに欠かせない飲み物、コーヒー。家や職場で手軽にコーヒーを飲むために、インスタントコーヒーを常備しているという人も多いのではないだろうか。そんなインスタント党にとっては見逃せない、なんだかややこしい事態がいま起こりつつある。ことによっては、インスタントコーヒーがなくなるかもしれないのだ。
事の発端は、8月29日のネスレ日本の発表。社長である高岡浩三氏が「9月からインスタントコーヒーという呼称をやめる」ことを発表したのだ。では、一体何と呼ぶのか。インスタントコーヒーと呼ぶ代わりに、ネスレは今後「レギュラーソリュブルコーヒー」という呼称を使うのだという。「ソリュブル」とは英語で「溶ける」という意味。こちらも、名称は変わっても作り方は従来のインスタントコーヒーと同様で、お湯に溶かして飲むタイプのもの。しかし今回は製造法を変えたことで味や香りが向上し「もはやインスタントコーヒーではない」(高岡社長)と自負するほどの出来栄えらしい。
さらには、飲料などを販売するAGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社)も「〈マキシム〉トップグレード ハイブリッド」なるコーヒーを発売し、10月11日から新TVCMをオンエア。これはインスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの特色を掛け合わせたもので、AGFによると「インスタントコーヒーなのに、まるでレギュラーコーヒーの味・香りが楽しめる、インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーのいいとこ取り」をした商品なのだとか。つまり、粒状コーヒーをお湯に溶かすという作り方は変わらないままで、味はレギュラーコーヒー並みのものが楽しめる商品、ということらしい。言ってみれば超高品質のインスタントコーヒー。AGFではこれを「ハイブリッドコーヒー」として販売し始めたのだ。
コーヒー大手2社が相次いで「インスタント超え」を発表した今回の動きは、その商品力への自信の表れと言えそうだ。ちなみにネスレはインスタントコーヒーの呼称を「レギュラーソリュブルコーヒー」に統一するが、AGFの方は普通の「インスタントコーヒー」も残るのでご安心を。
とはいえ、今後もコーヒー各社が品質を向上させていけば、差別化を図るためにどんどん新しい「インスタントコーヒー」の名称が生まれていくかもしれない。高品質インスタントたちが台頭したあかつきには、「ちょっとソリュブルコーヒー淹れてもらえる?」「ハイブリッドコーヒー飲みたいなぁ」なんて言い出す日が……来るのは、さすがにまだ先だろうか?
事の発端は、8月29日のネスレ日本の発表。社長である高岡浩三氏が「9月からインスタントコーヒーという呼称をやめる」ことを発表したのだ。では、一体何と呼ぶのか。インスタントコーヒーと呼ぶ代わりに、ネスレは今後「レギュラーソリュブルコーヒー」という呼称を使うのだという。「ソリュブル」とは英語で「溶ける」という意味。こちらも、名称は変わっても作り方は従来のインスタントコーヒーと同様で、お湯に溶かして飲むタイプのもの。しかし今回は製造法を変えたことで味や香りが向上し「もはやインスタントコーヒーではない」(高岡社長)と自負するほどの出来栄えらしい。
さらには、飲料などを販売するAGF(味の素ゼネラルフーヅ株式会社)も「〈マキシム〉トップグレード ハイブリッド」なるコーヒーを発売し、10月11日から新TVCMをオンエア。これはインスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの特色を掛け合わせたもので、AGFによると「インスタントコーヒーなのに、まるでレギュラーコーヒーの味・香りが楽しめる、インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーのいいとこ取り」をした商品なのだとか。つまり、粒状コーヒーをお湯に溶かすという作り方は変わらないままで、味はレギュラーコーヒー並みのものが楽しめる商品、ということらしい。言ってみれば超高品質のインスタントコーヒー。AGFではこれを「ハイブリッドコーヒー」として販売し始めたのだ。
コーヒー大手2社が相次いで「インスタント超え」を発表した今回の動きは、その商品力への自信の表れと言えそうだ。ちなみにネスレはインスタントコーヒーの呼称を「レギュラーソリュブルコーヒー」に統一するが、AGFの方は普通の「インスタントコーヒー」も残るのでご安心を。
とはいえ、今後もコーヒー各社が品質を向上させていけば、差別化を図るためにどんどん新しい「インスタントコーヒー」の名称が生まれていくかもしれない。高品質インスタントたちが台頭したあかつきには、「ちょっとソリュブルコーヒー淹れてもらえる?」「ハイブリッドコーヒー飲みたいなぁ」なんて言い出す日が……来るのは、さすがにまだ先だろうか?
ねたりかより引用しました。
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