大ヒットしたNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』終了からそろそろ1か月。
仕事をしている独女が平日の朝とお昼の放送をリアルタイムで観ることは難しいと思うが、今ではダイジェスト版や総集編もあるので、普通にハマってしまった人も多かったのでは?
そして現在。主人公のアキを演じた能年玲奈が多数のテレビ番組に出演中だが、世間で話題になっているのは様々な「天然発言」。『あさイチ』(NHK)では「一人でいるときにもうダラーッとしていて、生ゴミみたいです」と発言し、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)ではタモリに「目、キラキラしているね」と声をかけられると「小動物が黒目がちなのと一緒で、殺されないように……」という不思議な解説をはじめる始末。そのたびに周囲を「は?」と困惑させ、ネットなどでは「もはや放送事故」などと言われている。
そんな能年玲奈の様子に、あまちゃんファンの独女から複雑な声が上がっているようだ。
■本当の天然は「危なっかしい」
「素の能年玲奈はテレビ的にちょっとツライと思うんです。できることならトーク番組に出演するのはやめて、女優としてだけ輝いてほしい。彼女が好きだからこそそう思う」
そう声を上げるのは、あまちゃんファンだったヨシミさん(30歳)。さらにヨシミさんはこうも続ける。
「天然って言われる子って、絶対に『キャラじゃないの?』という話になるじゃないですか? でも能年玲奈の姿をみて、『本当の天然はカワイイを通り越して危なっかしいんだ』と思い知らされました」
確かに女性における“天然な子”といえば、たいていその言動が異性から「カワイイ」と言われ、“モテ”につながるケースが多い。だから同性である女性はいわゆる“天然な子”に厳しい目を光らせ、「あ、これはモテのための“養殖”だ」と見抜くことに躍起になる。しかしその天然がまったく「モテ」につながっておらず、むしろ「ちょっとヤバい」「しゃべらないほうがいい」となってしまう能年玲奈の天然を目の当たりにしたとき、「これは養殖じゃない」と素直に認めるしかないのだ。
とはいえ「それでもやっぱり能年玲奈は魅力的だし、このコミュニケーション下手がカワイイ」という声は多く、彼女の人気は衰える気配は今のところない。
■能年の生活ぶりに同感の声も…
「でもそれはやっぱり能年玲奈がすごくカワイくて、『あまちゃん』のアキが素晴らしかったからですよ。普通の人であの性格だったら、やっぱりモテないと思う」
そう語るのは自らも超コミュニケーション下手で友達が極端に少ないというナホさん(34歳)。
「能年さんは『家では生ゴミみたい』と自ら言っていましたが、私も同じようなタイプなのでニュアンスは分かります。私の場合はとにかく動きたくないから、部屋にいるときはだらだらしている自分の半径1m以内に、パソコンとか漫画とかお気に入りのものが積み重なっている(笑)。そんな一般人がモテるわけないです。そもそも、人と出会わないし」
■天然と“勘違い”は紙一重
一方あまちゃんを見て以来熱烈に能年玲奈を応援しているというキョウコさん(35歳)は、勝手に能年玲奈の芸能界での行く末を心配しているという。
「能年玲奈ちゃんをみて思い出すのは、上野樹里。彼女も『のだめカンタービレ』の影響もあって、天然系女優として人気だったけど、その天然な性格が〝勘違い〟みたいになったのか、最近芸能界でみなくなってしまった。そうならないように、周囲がフォローしてあげてほしいなと思います。やっぱり天然系の女優さんって、危ういと思うんですよ」
天然系の女優さんとして思い出すのは、一昔前だと石原真理子(現在の名前は石原真理)や藤谷美和子。さらには浅田美代子なども当てはまるだろうか? 浅田美代子は現在でも活躍しているが、他の2人は現在女優としてほとんど活動していない。
そう考えると確かに本当の天然系は、つねに何等かの危うさが付きまとう。それがまた魅力ともいえるが、やはり『あまちゃん』で素晴らしい演技を披露した能年玲奈には今後も順調に女優として成長してほしいし、女性としても幸せになって欲しい。そう願う人がほとんどだろう。
芸能界の荒波に負けず、ずっと女優として頑張れ能年ちゃん! と、やはり『あまちゃん』にハマった筆者からも、エールを送りたい(橋口まどか)
アメーバニュースより引用しました。
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