2013年11月21日木曜日

【海外:ライフスタイル】食洗器も車も要らない!18世紀の生活様式で生活する女性

IT機器、ファッション、音楽…今やあらゆる分野で、ものすごい速さで新しいものが生まれては消えてゆく。それに追いつこうと必死の人がいる一方で、それとは対極をなし、古き良き時代のものを愛し続ける人もいる。

アメリカ・シアトル在住のサラ・クリスマンさん(33)は、後者だ。彼女は近代的な生活を捨て、料理の仕方からファッションまで、18世紀のビクトリア朝スタイルで生きることに決めた

(画像:Oddity Central)

サラさんは元々、幼い頃からビクトリア時代の物語が好きだった。だが人生の大きな転機が訪れたのは、つい4年前のことだった。夫からユニークな誕生日プレゼントをもらったのだ。―それは、コルセット。

「予想に反して、コルセットの付け心地が気に入ってしまったんです。」
これがきっかけで、サラさんの生活スタイルは大きく変換した。

今、サラさんはビクトリア朝の洋服に身を包み、ビクトリア時代に存在しなかったツールは使わないよう心掛けている。車に乗るのも止めて、代わりに100年前の自転車に乗る。
洗濯も現代の洗剤は使わずに、当時のやり方で行う。料理も、19世紀の女性雑誌から見つけたレシピを使って行っている。

一見とても不便な生活に思えるが、サラさんはこの生活をとても楽しんでいる。楽しすぎて、『ビクトリア時代の秘密:コルセットが私に教えてくれた過去と現在と私自身』という本まで上梓してしまった。

夫や友人もサラさんのビクトリア生活様式にはとても協力的で、サラさんの情熱を共有している。

また、コルセットは体型を維持するにも効果的で、サラさんの服のサイズは、最初の1年で10インチも落ちた。コルセットが体をきつく締めているおかげで、満腹になる前に直ぐに気付くため、食べすぎることがないのだそうだ。

ただこんなにもビクトリア朝の生活様式をこよなく愛し、現代的なものを極力排除しているサラさんでも、ソーシャルネットワークの誘惑には勝てなかったようだ。彼女は、世の現代人と同じく、Facebookのアカウントを持っている!

時代の在り様に囚われず、自分の好きなやり方で生きることが、楽しく生活するコツということだろう。

【記事:りょーこ】

参照元:Oddity Central
日刊テラフォーより引用しました。

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