2013年11月8日金曜日

山西省爆発の容疑者拘束、装置押収…新華社通信

北京=五十嵐文】中国国営新華社通信によると、山西省太原市の同省共産党委員会の庁舎前で6日発生した連続爆発事件で、中国当局は8日未明、同市に住む41歳の男1人を拘束した。

 男は豊志均容疑者で、過去に窃盗罪で懲役9年の判決を受けたことがあるという。警察は、自宅から手製の爆発装置を押収し、大量の「犯罪証拠」を発見したほか、犯行時に使われた車も見つかったとしている。豊容疑者は容疑を認めているという。同通信は、動機については伝えていない。

 同事件では手製の時限爆弾が複数回爆発し、1人が死亡、8人が重軽傷を負った。当局は、党や政府に強い不満を持つ者の犯行とみて、捜査を進めていた。

 北京では9日から党の重要会議、第18期中央委員会第3回総会(3中総会)が4日間の日程で開かれることもあり、習近平(シージンピン)政権は社会不安が広がらないよう、事件の早期解決を当局に指示していた。

 中国では10月28日にも北京・天安門前に車両が突入、炎上して多数の死傷者を出す事件があり、当局は少数民族ウイグル族とみられる5人を拘束した。
yahooニュースより引用しました。

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