2013年8月30日金曜日

日光浴でビタミンD接種、冬の札幌なら76分 大人1日分

成人が1日に必要な量のビタミンDを体内で作るには、冬の札幌では76分間の日光浴が必要との研究結果を国立環境研究所(茨城県つくば市)の中島英彰室長らが30日付の日本ビタミン学会機関誌に発表した。
 ビタミンDは骨の形成を促し、がん予防につながるとされるが、日本では不足気味との指摘もある。キノコや魚などの食べ物から摂取するほか紫外線が当たると体内で作られる。中島さんは「冬の北日本では、適度に太陽光を浴びた方がよい」としている。
 中島さんらは必要量全てを体内で作る場合に必要な日光浴の時間を試算した。12月の正午の晴天時に顔と手の甲を露出した状態を想定すると札幌で76.4分、つくばは22.4分、那覇で7.5分。7月はそれぞれ4.6分、3.5分、2.9分とごく短時間だった。
 中島さんは「紫外線を浴びすぎると皮膚に悪いと避ける人が増えているが、ビタミンDは食物からの摂取だけでは不足しがち」と日光浴の効果を指摘した。
産経ニュースより引用しました。

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