中島知子、“ビックマミィ”美奈子ヘアで気合十分「体当たりで演じたい」

中島知子と美奈子

“ビックダディ”の元妻で“ビックマミィ”ことタレントの美奈子の自叙伝を映画化する「ハダカの美奈子」の製作発表が8月8日、都内で行われ、主演を務める元お笑いコンビ「オセロ」の中島知子、原作者の美奈子、森岡利行監督らが会見した。中島は、この日切ったばかりだという“美奈子ヘア”で登場し、「今は独立して自由にやるぞと飛び出した状況。騒動もあってご迷惑をかけたけど、今はテレビに出ていないので映画を頑張りたい。気合入れていきたい！」と熱い意気込みを語った。

高視聴率を記録した大家族ドキュメントバラエティ番組「痛快！　ビッグダディ」への出演で、一躍時の人となった美奈子が半生をつづり、累計23万部を突破するベストセラーとなった同名自伝が原作。父親からのDV、10代での妊娠、出産、離婚など、美奈子の波瀾万丈の人生を描き出す。

中島は、「番組を楽しく見ていた側。美奈子さんの格好つけることなく生きている姿に心を打たれた」と共感しきり。女優業にも意欲満々で、「『極道の妻たち』のかたせ梨乃さんの『あんたー！』っていうセリフや、女の情念みたいなシーンのファン。濡れ場をやってみたかった。体当たりで演じたい」と気合十分。同著を泣きながら書き上げたという美奈子も、「私の人生が映画になるなんて考えもしなかった。中島さんに演じていただけるというのにもビックリ。どんな風になるのか想像もつかないけれど、子どもと一緒に楽しみにしています。過去を思い出すとつらいけど、つらい過去があって今の私がいるので」と笑顔を見せた。

同自伝をモチーフにした中島のヌード写真集「幕間～makuai～」（9月20日刊行）も話題を集めており、中島は「皆さんの鼻血が止まらないと思う。誰かのお言葉を借りると『ハアハア』言っていただきたい」と壇蜜風にアピール。将来の家族計画については、「大家族って本当に大変そうだけど、最終的に家族はもちたい。子どもは5人以上頑張ります。間に合うかな？」と冗談を飛ばした。

森岡監督は、「話題作りじゃないかと思われるけど、見た時に感動できるような映画を作りたい。親子が見られるものにしたいし、おっちゃんが喜ぶものにしたいし、狭間ですね」と葛とうしていた。

「ハダカの美奈子」は、11月9日から東京・シネマート新宿ほか全国で順次公開予定。

映画.com ニュースより引用しました。