2013年8月14日水曜日

「ピカソ」燃やされていない…被告が返却申し出

盗まれたピカソの作品
「アルルカンの顔」(AP)
【ローマ=青木佐知子】AP通信などによると、オランダの美術館「クンストハル・ロッテルダム」で昨年10月、ピカソなどの名画7点が盗まれた事件で、主犯格とされるルーマニア人男性被告の弁護人は13日、被告が絵画5点の返却を申し出たことを明らかにした。

 ルーマニア司法当局は、窃盗の罪で同国人6人を起訴。捜査の過程で、主犯格とされる被告の母親が、証拠隠滅のために自宅のストーブで絵画を焼却したと供述し、当局がストーブに残った灰の分析を急いでいた。

 弁護人はブカレストでの公判後、絵画の所在は不明とした上で、「絵画は燃やされていない」と説明。被告は絵画の返却と引き換えに、オランダでの裁判を望んだが、同国当局が拒んだと述べた。残りの絵画2点の行方には言及しなかった。

 盗まれたのは、道化師を題材にしたピカソの「アルルカンの顔」のほか、モネやマティスなどの作品7点で、時価総額は推計100億円以上とみられる。

yahooニュースより引用しました。

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