2014年1月28日火曜日

「電車男」から8年、オタクの地位は向上している?

「電車男」といえば2004年から2005年にかけて書籍化・ドラマ化されて大人気になった「2ちゃんねる」発の「オタクの純愛作品」。作中で登場する「オタク」たちの独特なファッションや生態が特徴的でした。しかし放送から8年が経ち、「電車男」で描かれたオタク像も大分変わってきたのではないのでしょうか。教えて!gooでも「近年におけるアニメオタクの社会的地位向上について」と題してnaked-kingさんが質問されています。

「今では多くの人がオタク向けアニメを見るようになりました。爽やかそうな青年や、ギャルっぽい今風の女の子が『趣味はアニメです』と言う姿は何ら違和感を覚えさせません。(中略)…この8年間の間に何があったのでしょうか」とのこと。どんな変化があったのでしょうか。回答を見てみましょう。

■オタクはの地位は向上している?

まずは、こんな回答から。

「8年間で変わったことといえばネット普及とかですかね」(os1eteh0s11さん)

2005年といえばニコニコ動画もtwitterもなかった時代ですから、そのころに比べるとアニメやゲームといったオタク趣味を「視聴しやすい」「表明しやすい」環境にあるのではないかと思います。また、「オタクの聖地」秋葉原に関するこんな回答も。

「秋葉原の変化が原因では?(中略)…秋葉原にいる女性の数が、オタク全盛の時期と今じゃ、全然違いますよね。今じゃ、ふつうにカップルが大勢いますし」(potatoroomsさん)

確かに、ここ数年の秋葉原は再開発が進み大きなビルが立ち並ぶ近代的で清潔感のある街に変貌しています。

「企業が、『アニメおたくは市場として十分利益になる』と見るようになったからではないでしょうか」(Carbadocさん)

最近では、コンビニチェーンがアニメとコラボするのも珍しくなくなりました。オタクが市場として認知されているという部分はあると思います。一方で、オタクの地位は大して変わっていない、という意見も。

「キモい人が減ったのではなく普通の人がアニメの話題を口にすることが増えただけで絶対数の増加で薄まって映るだけでは?」(aiki-kunさん)

「どちらかというと一般人のオタク化に拍車がかかっていて、いわゆるイケメンや可愛い女の子なのにオタクっぽい趣味にハマる人が以前より増えたというだけで、オタク全体の地位が向上したのではなく『ただしイケメンに限る』的なものであるように思います」(made-in-japonさん)

また、もともとオタクの地位は低くない、という回答も。

「私が高校生だったのは15年ほど前になりますが、オタクはすでに迫害されていませんでした。中学生の時には女子の9割が腐女子でした。高校は女子高でしたが、毎日教室中を漫画が飛び交っていました。3割は漫画家志望で、うち1割は同人作家なことを隠していませんでした」(mizukiyuliさん)

以上、いかがでしょうか。本当に「地位向上」しているのかはともかく、アニメを趣味にする人の絶対数は確実に増えており、趣味を表明しやすい環境ができているのではないのでしょうか。

教えてgooより引用しました。

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