2014年1月20日月曜日

テレビが命を守る(徳島県)

四国放送は19日、県などと一緒に美波町の阿部地区で、テレビと情報通信技術を活用した避難訓練をおこないました。南海トラフ巨大地震で最大17メートルを超える津波が予想される美波町阿部。片山宇野代さんのお宅です。午前10時、チャイムと同時に、テレビ画面に「カタヤマさん、今すぐ避難してください」と、表示されました。事前に登録しておくとテレビが自分に直接、避難を呼びかけてくれる仕組みです。これを見て住民らは高台を目指し避難を始めました。この訓練はテレビと情報通信技術を災害や高齢化対策などに活用する「JoinTown徳島」プロジェクトとして四国放送が県などと合同で実施したものです。紀伊半島沖で最大震度7の地震が発生し、「大津波警報」が発表されたとの想定でおこなわれました。避難場所では事前に住民に配布していたカードを読み取り、誰が、いつ、どの避難場所に避難したか、情報通信端末で確認しました。19日は、阿部地区の住民、およそ150人が参加しました。四国放送などはテレビや情報通信技術の活用を他の自治体にも呼びかけていく方針です。

日テレNEWS24より引用しました。

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