2014年1月31日金曜日

<中国>旧正月、爆竹や花火は控えて 大気汚染の原因理由に

◇深刻な場合は禁止措置も

 【上海・隅俊之】31日からの春節(旧正月)を前に、中国当局が大気汚染の原因になるとして、爆竹や花火で祝うのを控えるよう、呼びかけている。昨年の春節は、微小粒子状物質「PM2.5」の濃度が急上昇し、北京や上海で環境基準の数倍から十数倍に達した。中央気象台は29日、全国の気象条件が爆竹などを使うのに適しているかを示す予報を始めた。
中国メディアによると、気象台は風などの気象条件を基に、地域ごとに爆竹などを使うのに「適している」から「極めて適さない」の4段階に分けて予想する。北京市や上海市は緊急の大気汚染対策の中で、汚染状況が深刻な場合は爆竹などを禁止することを決めた。従わない市民には公安関係者が説得に当たり、抵抗した場合は処罰もあるという。

 春節を爆竹で祝うのは、魔よけの意味もあり、市民の昔からの楽しみの一つだ。ただ、上海紙によると、市統計局の調査で、8割の人が空気を良くするために年間を通して爆竹などを禁止するのに賛成と答えた。一方、春節の際に爆竹をやめるのに反対と答えた人のうち、6割が「伝統文化や習慣を変えたくない」と答えた。

yahooニュースより引用しました。

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