2月末に打ち上げられ る「STARS―II」=香川 県高松市林町、香川 大工学部 |
同大によると、被覆のないテザーに電流を流す実験は、世界初という。
同大の小型衛星や宇宙実験用ロボットの打ち上げは3回目。H2Aロケットには、地球のほぼ全域の降水データを観測する全球降水観測計画「GPM」の衛星のほか、信州大や筑波大などが開発した計7基の小型衛星が相乗りする。
STARS―IIは、10年から開発を進め、昨年9月に打ち上げ用の機体が完成した。親機は縦横各16センチ、高さ25センチ、重さ5キロ。子機は縦横各16センチ、高さ15センチで、重さは4キロ。
実験では、テザーを300メートル地球方向に伸ばしたり、宇宙空間の電子を集めてテザーに電流を流すことで、親機と子機を移動させたりする。将来的には、テザーに電流を流すことで、宇宙ごみを軌道変換させる技術につなげるという。
同大の能見公博准教授(45)は「これまで時間や労力をかけて開発してきた。実験を成功させ、子どもたちに夢を与えられれば」と話した。
SHIKOKU NEWSより引用しました。
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