
客席からの万来の拍手で出迎えられた山崎監督は、「いつもとちょっと違った拍手で嬉しいです」と感激しきり。さらに、「体験したことのない領域で、本当に皆様の心に届いてよかった。この喜びを味わうために、また頑張って映画を撮っていこうと思います」と頭を下げた。今週末にも興収50億円に到達しそうな勢いで、この成績は2013年度に公開された実写邦画作品の中でもトップ(「永遠の0」は14年度に分類)。岡田は、客席を見渡し「皆さんのおかげで大ヒットを経験させていただいた。すごく嬉しいのですが、あまり実感がわかないんですよ」とほほ笑んだ。
井上は「大ヒットということで、おめでとうございます!」と客席に向かってペコリ。場内は大喜びで、「ありがとうございます、ですね」と言い直すと、舞台挨拶にあまり登壇することのない田中の表情も綻んでいた。その田中は「苦手なんです、本当に。今すぐに出て行きたいくらい」と苦笑い。それでも、「普段は山の中に住んでいるんですが、近所の人たちが『泯さん、見たよ』と言ってくれて、本当に嬉しかった」と話した。染谷も、「亡くなった祖父が特攻隊だった。祖母が感動したと言ってくれて、それが一番嬉しかった」と喜びをかみ締めた。
今後も息の長い興行が展開されることが予想されるが、山崎監督は「いい調子で突っ走っていますが、どこまでいくのか見てみたい」。井上も、「もっとたくさんの方々に見ていただいて、平和への祈り、家族への愛などを感じていただけたら。V6といわず、永遠のヒットを飾ってほしい」と客背に訴えた。岡田は、「感謝の気持ちはどんどんシンプルな言葉になりますね。ありがとうございます」と万感の思いを込めて語った。
百田尚樹氏の作家デビュー作として知られる同名小説を実写映画化した今作。生きることに執着し「妻のもとへ帰る」と公言し、“海軍一の臆病者”といわれても意に介すことがなかった天才零戦パイロット・宮部久蔵が、なぜ太平洋戦争で特攻により戦死したのか。若き日の久蔵の生きざまとともに、かつての戦友たちを訪ね歩くことで60年間にわたり封印されてきた真実と向き合う孫の時空を超えた“心の対話”を描いている。
・永遠の0
アメーバニュースより引用しました。
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