NHKは14日、2014年度予算を発表した。営業改革による受信料収入の207億円増を見込み、6629億円の事業収入を計上した。支出は6539億円で90億円の黒字を見込む。
番組インターネット配信事業「NHKオンデマンド」(別会計)は著作権料などの支出20億8千万円に対して、前年度と比べ2割増近い21億円の収入を計上。朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の人気で会員が増加した効果を受けて初の黒字予算となった。ただ累積の赤字は82億円に上る。
安倍政権などが注目する外国向けの国際放送に前年度より13億円多い171億円を計上。外国人向けのテレビ放送「NHKワールドTV」で4時間を1単位で繰り返している編成を6時間単位に拡大し、番組数を増やす。日本の国際貢献のほか、歌舞伎や日本映画を紹介する番組を制作する。
NHKの年間予算が黒字になるのは3年ぶり。NHKはこの日、黒字分のうち80億円を東京・渋谷の放送センターの建て替え費用に積み立てることも正式に発表した。2025年までの完成をめざし、建設費約3400億円を見込む。NHK予算は総務大臣が意見を付け、内閣を経て国会に提出。国会の承認を受ける。
朝日新聞より引用しました。
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