2014年1月6日月曜日

東証大発会 一時1万6000円割れ

今年最初の取引となる大発会を迎えた六日の東京株式市場は、外国為替市場での円安ドル高傾向が一服したことなどから、日経平均株価(225種)は大幅に反落した。下げ幅は一時、前年末比で四〇〇円を超え、一万六〇〇〇円を割り込む場面もあった。午後一時現在は、前年最後の取引日の十二月三十日終値に比べ三一二円〇七銭安の一万五九七九円二四銭。
 全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は九・一四ポイント安の一二九三・一五。
 六日の東京外国為替市場での円相場は、利益を確定させるための円買いドル売りが優勢だった海外市場の流れを引き継ぎ、一ドル=一〇四円台前半と円高傾向で推移した。
 これを受け東京株式市場では、輸出採算が悪化する自動車や電機などを中心に売り注文が増えた。日経平均は昨年末に九営業日連続で値上がりしていたため、急激な上昇を警戒した投資家が利益を確保する動きも強まった。
 取引時間中に日経平均が一万六〇〇〇円を割り込むのは、昨年十二月二十五日以来。
 取引開始に先立って東証で開かれた大発会の式典では、麻生太郎副総理兼金融担当相や晴れ着姿の女性が鐘を打ち鳴らし、今年最初の取引を祝った。

東京新聞より引用しました。

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